100年以上前の石蔵の改修工事
石蔵の構造は石を組んで構造にしているものや
木造と合わせたハイブリット方式などいろいろなものがあるようです
こちらは、木造ベースに石を組んで絡ませたもの
とにかく火に負けないように考えているのがよくわかります
昔の人の仕事が見えてきて楽しい!

床も石を敷き詰めてありました
昔は重機も無いので大変だったろうな・・・
こちらの石
大平で採れた大井角礫凝灰岩
要するに伊豆石です
伊豆石ってご存じでしょうか?
名前の通り
伊豆半島で採れる石です
伊豆半島は約100万年前に日本にぶつかった島でできています
本州?とは少しちしつが違っているようで
たくさんの種類の石が採れますが
それを総称して伊豆石といいます
伊豆石って凄いんです
色々なことがわかってきています
実は、日本の近代化は伊豆石があったから成せた
と言っても過言ではないらしいです
江戸城にも使われていますが
その後の横浜港や新橋駅、日本銀行や銀座の街並みなどにも伊豆石が使われていて、昔の東京の7割がたは伊豆石で創られていたらしいです

伊豆石は、10年ちょっと前くらいまで
韮山で採れていた「伊豆若草石」が最後の伊豆石で
青石や沢田石など資源の枯渇などで採れなくなってしまったようです
若草石は、資源はあるのですが
砕石会社にお金がなく
東北の震災の影響と言われていますが
採掘していた丁場が崩落してしまい
復旧のめどが立っていません
このままいくと、採掘ノウハウをもった人がいなくなり
伊豆石の歴史は閉じてしまい、幻の石となってしまいます
伊豆の古い旅館などのお風呂は伊豆石でできています
遠赤外線が低温ででて、体の芯から温まり湯冷めしにくいからです、他にも消臭や放射能の吸着などいろいろな効能があります
当然、火にも強いので現存する蔵もかなりあります
その蔵の保存も最近ではなかなか難しく
どんどん消滅していっています
そんな伊豆石を研究したり知ってもらうための活動や蔵の保存、若草石の復活のために出資していただける方を探したりと様々な活動をしている
「伊豆石文化探究会」という組織があります

実はなぜか、池田もそこの幹事をしています
伊豆石には、ここでは語りつくせない
歴史や逸話がたくさんあります
伊豆石文化探究会は、いつでも会員になれて
その情報や活動を共有できます
ご興味のある方は、伊豆石文化探究会のHPをのぞいてみてください
伊豆石の復活にご協力、ご出資していただける方も募集?しております!

地元が世界に誇れる伊豆石
皆さんに広く知って頂けるよう
今回の石蔵の改修工事をお手伝いできるのかな
なんて思ったりしています
薪ストーブと自然素材の心地よい家を楽しく創るそら建築ですが、伊豆石の復活にも想いを馳せる工務店でした!

